どの結婚式が人気?結婚式をタイプ別で紹介

結婚式を挙げるときに迷うのが、どの結婚式のタイプにするかということです。実は結婚式には複数のタイプがあり、教会式、神前式、人前式といったやり方があります。今回は、各結婚式のタイプの特徴と、どの結婚式のタイプが人気なのかということについて、アンケート結果をもとにして解説します。
結婚式のタイプにはどのようなものがあるのか知りたい、多くの人に人気の結婚式のタイプが知りたいという方は参考にしてみてください。

どの結婚式タイプが人気【教会式・神前式・人前式】

アンケートグラフ

結婚式を挙げた人100名を対象にして「どのタイプの結婚式をしましたか?」という内容でアンケート調査を行ったところ、教会式が66名、続いて神前式が19名、最後に人前式が15名という結果になりました。グラフを見たらわかる通り、教会式が圧倒的に人気であることがわかります。

・ウェディングドレスで結婚式をしたかったから。(38歳/女性)
・なんとなく結婚式と言うと教会式のイメージがあったからです。気に入った会場が教会式だったからと言うのもあります。神父さんに尋ねられて、よくある誓いの言葉を交わせたので良い思い出になりました。(40歳/女性)
・結婚式のスタイルは、迷わず教会式を選びました。理由は今風で、スタイルとしてゲストも呼びやすいからです。実際、友達も喜んでくれていて、教会式は今の時代に一番マッチしていると思います。(33歳/男性)

ウェディングドレスへの憧れや、結婚式と言えば教会式というイメージがあって選んだ、会場が教会式だったといった理由が主な理由です。やはり、なじみのあるスタイルで結婚式をやりたいという人が多い傾向にあるようです。もちろん神前式や人前式も一定数いますから、夫婦で話し合ってお互いが満足するタイプの結婚式にすることが大切です。

教会式の結婚式とは

教会式の結婚式とは、教会のしきたりに合わせて、チャペルで開かれる結婚式のタイプです。本格的な教会式の場合は、キリスト教の街の教会で結婚式を挙げることもあります。
新郎新婦は、それぞれタキシードとウェディングドレスを着用します。最後の身支度であるベールダウンをし、バージンロードを歩むのが印象的です。両親との絆を感じられるのは、教会式の大きな特徴であると言っていいでしょう。
式では牧師の問いかけに新郎新婦が応え、結婚の誓約を交わします。指輪を交換して新郎、新婦の順番で、相手の薬指に結婚指輪をはめます。結婚報告をしたら腕を組みながら歩いて退場です。その間、ゲストは拍手で新婦新婦を見送ります。退場したらフラワーシャワーを行い、花の香りで清めを行って終了です。
教会式の結婚式は、女性が憧れていることが多く、女性の希望者が多いです。演出がしやすく結婚式の定番となっています。ただし、費用が15万円~20万円ほどかかるので、費用を安く抑えたい人は少し気になるところです。

神前式の結婚式とは

神前式とは、日本の神殿で行われる結婚式のタイプです。日本古来のやり方であり、明治時代から続く伝統的なスタイルです。神殿がある結婚式場や、神社と提携している結婚式場を選んで行います。二人が結ばれるというよりも、家と家が結ばれるイメージの結婚式のタイプです。
神前式は、神職と巫女に導かれ、新郎新婦、両親、親族の順に本殿へと向かってから入場します。神職が祓い詞をかけて清め、祝詞で神職が二人の結婚を神に伝え、幸せを願います。
次に三々九度の盃です。これは大中小の盃で新郎新婦が順にお神酒をもらい、契りを交わすというものです。その後指輪を交換し、誓いの言葉を述べる誓詞奏上、二人の心を玉串に乗せて神に捧げる玉串拝礼といった儀式を行います。後は巫女の舞や親族が盃を交わす、神職の挨拶などを行って終了です。
神前式は日本式で厳かな式ができるものの、天候に左右されやすく、ゲストも呼べないというデメリットもあります。

人前式の結婚式とは

人前式は、ゲストに結婚の証人になってもらうという結婚式のタイプです。教会式や神前式と異なり、宗教的なしきたりがないため、比較的自由に式を行えるというメリットがあります。普通の結婚式だと不満という人におすすめのタイプです。
人前式ではゲストが先に入場しておき、後から来る新郎新婦を迎えます。司会者の言葉で式が始まり、新郎新婦が誓いの言葉をゲストに言います。指輪を交換したら、結婚証明書や婚姻届にサインをして結婚を宣言します。その後司会者が閉式の言葉を述べて終了です。終了後はフラワーシャワーなど、何かしらの演出をすることが多いです。
人前式は自由度が高いうえに価格を安く抑えられるというメリットがあります。その分演出をきちんと考えないといけませんし、親世代など年配の方々に受け入れてもらえるように根回しをする必要があります。もちろんプランナーと相談のうえで、いい人前式の形を決めることができるので、安心してください。

まとめ

結婚式には複数のタイプがあり、教会式、神前式、人前式があります。一番人気は教会式で、結婚式の定番として人気が根強いです。やはりロマンティックな雰囲気があることや、ウェディングドレスに憧れる女性が多いことが人気の理由でしょう。
とはいえ、教会式が優れているというわけではなく、神前式、人前式にもそれぞれの良さがあります。夫婦でどのタイプの結婚式にするのか、よく話し合って決めることをおすすめします。今回の内容を参考にして、素敵な結婚式プランを組み立てましょう。

記事を書いた人

クドウサキコ

元気で朗らかな性格のサキコさん。
ウェディングアドバイザーとして10年以上の経験を生かし、結婚式場のプランナーさんとは別の目線で新郎新婦に寄り添いお二人らしいアドバイスご提案します。
その中でも、ウェディングの演出を得意とし、新郎新婦に喜ばれています。
そんなサキコさんがハニカミムービープラスで、皆さんにちょっとしたウェディング豆知識をご紹介!お楽しみに。

【所属】
山形県ウェディング協議会
株式会社OLIVE(取締役)

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