【失敗例】和装前撮りでの後悔ポイントをご紹介
結婚式当日はドレスを着るので、前撮りでは和装を着られる花嫁花婿さん、多いですよね。
白無垢や色打掛などの伝統的な和装花嫁衣装は、花嫁が憧れる以外にもご両親や親戚も期待していることが多いです。
そんな、人気の和装前撮りですが・・・
今回は卒花の先輩たちの声をまとめた、『和装前撮り』での後悔したポイントをご紹介します!
これから、前撮りを控えている方の参考になれば嬉しいです♪
和装前撮りでありがちかも
いつの時代のウェディングもブームがあり、その時に人気のアイテムやテイストがあります。
しかしその移り変わりも早く、やり過ぎてしまうとその時は満足していても写真を見返すと少し時代遅れな印象になってしまいがちに・・・
前撮り後悔ポイント①ブーケ
流行がとても反映するのがこの「ブーケ」。
最近では「くすんだ」風合いのカラーが出るドレスやアイテムが人気で、ブーケもくすみカラーにあるドライフラワーが人気です。
このドライフラワーをブーケにして和装前撮りを行った花嫁さんが、撮った写真をおばあ様に見せたところ、「今の時代はこうゆうお花を合わせるのね」と言われたそうです。
実はこのドライフラワーは、「枯れている」「死んでいる」花であるため、結婚式にはタブーでした。
現在こそ、そんなにも結婚式での縁起を担ぐ風習も重んじられなくなってがきましたが、世代によっては気になる方もいるようです。
後悔のポイントは、その意味をしっかり理解できていなかったこと。
タブーであることを理解して、それでも自分のこだわりでそのブーケを選んだとしたらおばあ様にも「今はそんなに悪い意味では受け取られない。自分が気に入っている」と返せたはずです。
もしくは、ドライフラワーという選択をしないということになったかも知れません。
前撮り後悔ポイント①撮影小物
よく見かける和装の前撮りで、手作りの小物を合わせて楽しそうなショットってありますよね。
カップルで赤い糸や「Just Married♡」と書かれたガーランドや「夫」「妻」と書かれた扇子を持ったりと、手作りの方法も紹介されていたりと人気です。
実はこちらもやり過ぎには注意が禁物です。
せっかく用意した小物を使いたくて、頑張ってもポージングからどうしても漂ってしまう「やらせ感」・・・
後悔ポイントは小物の主張が激しく、安っぽさと時代が出てしまうこと。
後から見返しても恥ずかしくなってしまわないように、適度にお気に入りのアイテムとの撮影を楽しみ、しっかり記念写真として、和装の良さが伝わる写真を残して置くといいでしょう。
前撮り後悔ポイント①撮影のショット
結婚式当日に会場の前に設置されるウェルカムスペース。
こちらも新郎新婦にとっては自分たちで飾り付けできる大切なこだわりポイント。
前撮りの写真を飾ったり、アルバムにして開演前にゲストに見てもらえるのでとても楽しんでもらえます。
式を控えた花嫁さんが、このウェルカムスペースに飾ることを計算して、前撮りの際に雰囲気重視のショットを多めに入れてもらったそうです。
出来上がりはおしゃれな雰囲気ショットがたくさんで満足だったそうですが、普通の正面写真や、引きで撮った全体の写真が少なくなってしまったそうです。
足元だけや、後ろ姿、手を繋ぐ手元だけなど雰囲気ショットって、写真を飾るためのアイテムとしては素敵ですが、パッと見誰かはわからないため、もう少し普通のショットを多く撮ってもらえばよかったと後悔されたよう。
写真は記念として、挨拶用や年賀状などたくさんの用途に使えるようにしっかりと2人がわかるショットを多めにしておいた方がいいですね。
前撮り後悔ポイント①髪型
流行りが出てしまうポイントで多くを占めるのがヘアースタイルです。
メイクやヘアースタイルは、花嫁の雰囲気にとても影響してしまうので理想通りにならないと後悔ポイントに直結してしまいがちに。
一生に一度の晴れの舞台にですから、とっても重要ですよね。
花嫁さんの中には、その時の流行りの雰囲気合わせたい人もいれば、流行に流されず自分の好きなスタイルで記念に残したいという人もいます。
ここでは美容師さんにしっかりとオーダーを伝えていなかったことで自分の希望のヘアースタイルではなく、今時のゆるふわアップヘアに仕上げられてしまった花嫁さんの後悔ポイントです。
花嫁さんは、流行のゆるふわな雰囲気ではなくいつ見ても違和感のない普遍的なアップヘアをお願いしたかったようです。
ですが「シンプルなアップヘア」をお願いしたところ、美容師さんの「定番のゆるふわな感じでいいですか?」の返答に対して、少しくらいは紙を引き出して、自然に仕上げてもらえば、思いそれで承諾したそうです。
結果仕上がりは、今ドキな雰囲気のゆるふわアップヘアに。
花嫁さん的には思った通りの仕上がりにはならなかったようです。
ここでの後悔ポイントはしっかりと写真などでオーダーしなかったこと。
美容師さんもたくさんの花嫁さんを対応していて、流行に敏感であること。流行の傾向によってしまいがちだと考えていた方がいいでしょう。
先輩、花嫁さんの和装前撮りでの後悔ポイントのご紹介でした。
ご紹介した通り、時流的に流行っているからと言って取り入れすぎると「ダサい・・・」「やり直したい」と思うことが多くなってしまうようです。
どうしても入れたいお気に入りのものを少しと、あとは和装姿の2人の写真を目一杯美しく撮ってもらいましょう。
ずっと記念に残るものこそ、あとに自分の家族と見返して素敵だな思えるような王道な写真を残すことをおすすめします!
クドウサキコ
元気で朗らかな性格のサキコさん。
ウェディングアドバイザーとして10年以上の経験を生かし、結婚式場のプランナーさんとは別の目線で新郎新婦に寄り添いお二人らしいアドバイスご提案します。
その中でも、ウェディングの演出を得意とし、新郎新婦に喜ばれています。
そんなサキコさんがハニカミムービープラスで、皆さんにちょっとしたウェディング豆知識をご紹介!お楽しみに。
【所属】
山形県ウェディング協議会
株式会社OLIVE(取締役)