【結婚式】一生に一度の晴れ日!『結婚式の日取り決め』色んな角度から選ぼう


【結婚式】一生に一度の晴れ日!『結婚式の日取り決め』色んな角度から選ぼう

皆さん、結婚式の日取り決めの基準ってどんなものでしょうか?
自分たちの記念日であったり、ゲスト目線であったり様々な要素からたった1日の晴れの日を選ばなくてはなりません。

今回は一般的な月ごとの行事スケジュール以外にも、『業界側のスケジュール』でどの月が自分たちにぴったりかどうかの月別の特徴のご紹介です。

結婚式の日取り 決め方とポイント

仕事のとのスケジュールを合わせる

まずは、日程を決める前に主役である『新郎新婦、二人のスケジュール』を考慮して進めましょう。
結婚式はとにかく準備期間が必要です。一般的に式の3ヶ月前ほどから打ち合わせを繰り返し、手配や用意しなくていけないものもとても多くあります。
打ち合わせはもちろんですが、手作りするものや友人や知人にお願いすることなど、思いの外にも時間がかかってしまうものなので、自分たちの仕事の繁忙期には重ならないように、落ち着いて準備に取り掛かれる時期にしましょう。

招待するゲストを配慮する

次に大切なのは、参列してくれるゲストです。
ゲストにとって招待されても困ってしまうようなイベント毎に重なっていないかなど、ゲスト側の立場に立って検討しましょう。

一般的な考慮するべきスケジュール

・年末年始
・ゴールデンウィーク
・お盆
・クリスマス
・入園入学の時期
・子供の運動会の時期

旅行や帰省のの予定などが入りやすい、大型連休はすでに予定を入れてしまっているゲストも多いので、被ってしまうのは避けた方がいいかも。
また子供がいるゲストの場合は、入園入学卒業シーズンや運動会など、またちょうど結婚式の人気のシーズンにも重なってしまうので他の結婚式の招待に重なってしまうことも。
大型連休であれば、連休の中ではなく初日を選んでみたり、どうしても来て欲しいゲストには事前にスケジュールの確認をとっておくなどするといいでしょう。

季節や気候

結婚式で人気なシーズンといえば気候の良い春と秋が人気です。
逆に、屋外イベントがあまり適さない暑い夏や寒い冬は、雨や雪の日も多いので避けられやすいです。

しかし、基本的に結婚式場やホテルはそれほど気候に左右されません。ガーデンウェディングや外がメインの会場では季節もある程度考えなければなりません。
また、地域によっては季節で台風や大雪になりやすく交通に影響が出てしまうことが予測できる場合は、気候の良い時期を選ぶ必要があります。

結婚式で人気な月と代表的なイベント

1年間を通して、ゲストにも関わるイベントと現代の結婚式を挙げるカップルの傾向をウェディング業界の目線でまとめました。

1月 閑散期

特徴:結婚式少ない・お正月・インフルエンザなど流行りやすい時期・天候によって交通に影響しやすい
繁忙期に比べ費用が安い傾向にある

2月|閑散期

特徴:結婚式少ない・インフルエンザなど流行りやすい時期・1月同様、繁忙期に比べ費用は安い傾向に

3月|やや増え始めて繁忙期へ

特徴:卒園・卒業シーズン ブライダルフェアも開催され始める

4月|やや繁忙期

特徴:気候もよく前撮りも人気の季節・入園、入学シーズン

5月|繁忙期

特徴:ゴールデンウィーク・暖かく過ごしやすい季節なので挙式の人気も高い

6月|多すぎず少なすぎずな時期

特徴:運動会シーズン
ジューンブライドと言われているが、梅雨の時期であることから最近は避けられやすい

7月|人気の月

特徴:梅雨開け後、意外と人気な7月。夏を直前にした、猛暑の前の7月後半の連休は人気の傾向

8月|閑散期

特徴:お盆休み・猛暑の8月は避けられがち・繁忙期に比べて費用は安い傾向にある

9月|やや繁忙期。

特徴:まだ残暑が続きますが、後半になるにつれて結婚式の数が増えていきます。

10月|繁忙期

特徴:運動会シーズン・ここ数年、週末は雨が多い傾向にあります。
近年は台風の影響も大きく、延期や中止になってしまう結婚式も毎年あるようです。

11月|繁忙期

特徴:秋の紅葉シーズン・ウェディングは一年で一番忙しい月。寒くなる前の気候が落ち着く時期でイベントも多くない。

12月|年末にかけて閑散期に

特徴:12月の2週目くらいまでは多い傾向にあります。クリスマス・年末は世間が忙しくなりため避けられます。

月とは別に、気になるのが六曜

六曜とは、中国古来から日本に伝った暦注のひとつです。
暦の日時や方位の吉凶、運勢を示す大安・友引・先勝・先負・赤口・仏滅の6種類の日取りのことを指します。
縁起事を気にする場合は、この六曜の考え方を重んじるという方もおりますが、全く気にせず二人の記念日などにされる方も多くおります。

同じ大安でも月で見方を変えると大きな違いが

大安は言わずと知れた人気の日。
人気の日ではありますが、業界にとってはデメリットもあります。
人気な月の人気な大安の日は、繁忙期のど真ん中ということになりスタッフなどの人員が不足してしまいます。
また、1日に何回も結婚式を行うので、大変慌ただしくミスが起きやすくなるとも言えます。
時間に余裕がないのでスケジュールをおす訳にはいかず、かなりタイトに進行されます。
新郎新婦側にとっても、人気の日であれば予約は取りづらく、費用も高くな李ます。

人気だから、日が良いから、と式場に高いお金で勧められるがままに決めるのではなく、「この日にこの式場で結婚式を挙げたい」としっかり話しあって決めましょう。

同じ大安でも月によって違う

例えば、結婚式で最も人気な月の土曜の大安と、閑散期の土曜の大安では全く需要が違います。
予約が取りづらくなる繁忙期の大安は割引も無く、費用も高くつく傾向になります。
繁忙期とは逆に、閑散期の大安は割引が受けやすくスタッフにも余裕があり、ゆったりと結婚式を行うことができます。

大安に特別こだわっていないのであれば、他の日日柄にすれば割引を受けられる場合もあります。
仏滅や赤口など、なかなか選ぶ人が多くはないので閑散期の仏滅であれば会場はゆったりとスタッフも貸切で式をあげることができます。

結婚式という最大の縁起ごとなので、迷信など気にされる方も年代などで多い場合もありますので、しっかりと話し合いされることをおすすめします。

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過去記事
やっぱり『大安』じゃないとだめ?結婚式の日取りと六曜の意味を解説!

いかがでしたでしょうか。
結婚式の日取り決めは、まずは①新郎新婦のスケジュール、②ゲストの都合③日取りを決める、という順番で決めましょう。

あとは、六曜を気にするのか、繁忙期や閑散期など様々な視点からも考慮するとみんなが納得できる晴れの日を決めることができますよ。

記事を書いた人

クドウサキコ

元気で朗らかな性格のサキコさん。
ウェディングアドバイザーとして10年以上の経験を生かし、結婚式場のプランナーさんとは別の目線で新郎新婦に寄り添いお二人らしいアドバイスご提案します。
その中でも、ウェディングの演出を得意とし、新郎新婦に喜ばれています。
そんなサキコさんがハニカミムービープラスで、皆さんにちょっとしたウェディング豆知識をご紹介!お楽しみに。

【所属】
山形県ウェディング協議会
株式会社OLIVE(取締役)

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