エンドロールムービーで感動を!
新郎新婦が入場する前に流れるオープニングムービーと対をなすのが新郎新婦の退場時に流すエンドロールムービーです。
披露宴の途中で流れる遊び心満載の余興ムービーとは異なり、エンドロールムービーは真面目に作るのがセオリー。ではどのように作成すれば感動を呼び込むエンドロールムービーを完成させられるのでしょうか?ここではそのポイントをまとめてご紹介いたします。
エンドロールムービーはゲストへのお礼を添えた映像
エンドロールムービーは名前からもわかる通り、映画などの最後に流れるエンドロールに似せた作りになっているところが特徴。
列席者の名前をロールで流しつつ、ゲストや新郎新婦の写真を映して魅力的な映像に仕上げるのが一般的なスタイルとなります。ムービーの最後にはゲストに対するお礼のメッセージを添えるのが定番です。
エンドロールムービーを流すメリット
エンドロールムービーを作成するのにはそれなりの手間ひまがかかりますが、披露宴の最後に流すとこんなメリットがあります。
メリット1.ゲストにきちんとお礼を伝えられる
新郎新婦は退場後、披露宴会場の出入り口に移動し、ゲストをお見送りします。
多忙な中、スケジュールを空けて参列してくれたゲストに対し、お礼のひと言を伝えるのが常ですが、列席者は次から次へと押し寄せてくるので、ひとりひとりに対してていねいにお礼を言うのは難しいもの。
そのような場合、あらかじめ披露宴会場でエンドロールムービーを流しておけば、新郎新婦からゲスト宛にきちんとしたお礼のメッセージを伝えられます。
エンドロールムービーはほぼすべてのゲストが目にするので、お礼を伝え忘れてしまったという心配もありません。
メリット2.最後まで場を盛り上げられる
新郎新婦は退場後、ゲストをお見送りするべく会場の出入り口に移動し、スタンバイすることになります。
その間、ゲストは披露宴会場で待たされることになるのですが、微妙な間が空いてしまうことになり、場が盛り下がってしまう可能性があります。
エンドロールムービーを流せば帰宅するまでのつなぎに最適ですし、最後まで感動的な演出を行うことでゲストの印象に残りやすい披露宴となります。
感動するエンドロールムービーを作るためのコツ
エンドロールムービーでゲスト全員を感動させるためにぜひ取り入れたいポイントを4つ紹介します。
1.ゲストの名前とメッセージを入れる
エンドロールムービーではゲストの名前をロールで流していきますが、その際、あわせてメッセージを入れるとゲストの心に残りやすくなります。
会場全体の一体感も生まれてくるので、新郎新婦にとってもゲストにとっても気持ちよく終えられますよ。
2.披露宴の趣旨に合ったBGMを採用する
エンドロールムービーでは映像とともにその場にふさわしいBGMを流します。余興ムービーなら新郎新婦の好みで選んでOKですが、エンドロールムービーではしっとりとしたバラード系BGMを選ぶのがおすすめ。
メロディだけでなく、歌詞のほうも感謝の気持ちを伝える内容のものを選択するとより感動が増します。
3.ゲストと一緒に写っている写真を使用する
エンドロールムービーはゲストが主役なので、使用する写真もゲストが写っているものを選ぶのがベスト。
ゲストのみの写真でも可ですが、できれば新郎新婦のどちらかと一緒に撮影した写真を使用すると当時の思い出がよみがえって笑顔と涙を誘いますよ。
4.メッセージは簡潔にまとめる
エンドロールムービーは新郎新婦が退場後、準備が整うまでの間に流される映像なので、だらだらと長く流すわけにはいきません。
ゲストに対し、ていねいにお礼をしたい気持ちはわかりますが、エンドロールムービーに使用するメッセージは簡潔&シンプルが基本。ぱっと見ただけでメッセージのすべてを読み取れるかどうかがボーダーラインとなります。
エンドロールムービーで最後まで印象に残る披露宴を
エンドロールムービーは披露宴の締めくくりに流される重要なイベント。
披露宴の余韻をキープしつつ、列席したゲストに対してお礼の言葉を伝えられるという一石二鳥の効果を期待できます。ビデオカメラや映像ソフトを使いこなせれば自作も可能ですが、より大きな感動を与えたいのならプロの業者に頼んで本格的なエンドロールムービーを作成してもらうことをおすすめします。
クドウサキコ
元気で朗らかな性格のサキコさん。
ウェディングアドバイザーとして10年以上の経験を生かし、結婚式場のプランナーさんとは別の目線で新郎新婦に寄り添いお二人らしいアドバイスご提案します。
その中でも、ウェディングの演出を得意とし、新郎新婦に喜ばれています。
そんなサキコさんがハニカミムービープラスで、皆さんにちょっとしたウェディング豆知識をご紹介!お楽しみに。
【所属】
山形県ウェディング協議会
株式会社OLIVE(取締役)