結婚式のプロフィールムービーで両親・家族に感謝を伝えよう
こんにちは。出し巻き玉子です。
ある日、某テレビ番組をみていたら、「印象的な男泣きは?」というコーナーがあって、10代から60代まで年代別のランキングが発表されていました。
男性が人前で泣くのはあまり見る機会がないですよね。ランキングでは、水泳の北島康介選手がオリンピックでメダルを獲った時や、野球のイチロー選手が3000本安打の記録を達成した時、最近では、横綱に昇格した稀勢の里関の優勝インタビューなど、スポーツに関したものが多かったのですが、20代から60代のランキングの中には、「結婚式」が入っていました。
結婚式では、新郎新婦はもちろん、両親やゲストの皆さんも感動して涙する場面が多いのではないでしょうか。
番組では、あるカップルの結婚式に潜入して、今まで父親の泣く姿を見たことがないという新婦の父親は、果たして泣くのだろうかという事を検証していました。
披露宴が始まり、新郎新婦が入場した時点で、すでに父親の目には涙が・・・。
お色直しの退場では、新婦が退場して姿が見えなくなってからこっそり涙を拭く様子も映し出されていました。
そして、定番といっていいほど涙するのが、両親への手紙!!これは、私も泣いてしまいます。
そのド定番の両親への手紙と同じくらいに、父親が涙するのが、プロフィールムービーなのでした。
小さい頃からの、その家族だけのストーリーが映し出されると自然と涙が出るものなのですね。
披露宴を終えた両親にインタビューしていた時の、「この子と過ごした思い出は宝物です。そして、その思い出をいつでも見れるアルバムや、式中のプロフィールビデオも家族の宝物にしたいです。」という言葉がとても印象的でした。
サプライズムービーで感動を!
自分の結婚式に気合いが入るのも当然のことです。自分たちらしさをしっかりと活かしつつ、より素敵な式にしたいと考えるのは多くの方が思うことでしょう。
式場を吟味して、お料理や引き出物などを準備したら、是非ムービーを検討してみてください。最近は、結婚式にムービーを流す方が多くなってきています。
音楽に乗せて二人のプロフィールを紹介したり、新郎新婦をはじめ、ご両親や挨拶をしてくれる上司や友人などを紹介したり。また、エンドロールムービーを作成して、結婚式に来てくれた方のお名前を紹介するといった方もいます。
言葉だけで紹介するよりも、写真や文字などで紹介した方がより伝わりやすく、記憶に残りやすいためおすすめです。
また、工夫しながら作成することで、場を更に盛り上げることができたり、より感動的にしたりできます。そして、二人の出会いや二人のこれまでの人生を多くの方に知ってもらうこともできます。
お気に入りの音楽と共に楽しい写真やメッセージを伝えることで、ゲストの方もご両親やご家族の方にも楽しんでもらうことができます。言葉ではなかなか伝えることができない、ご両親への感謝の言葉や二人の本当の気持ちや決意などを伝えてみるのも良いかもしれません。きっと、しっかりと伝わることでしょう。
但し、せっかく作成するならセンスの良いお洒落なものを作成したいものです。新郎新婦の好みや四季の雰囲気によって似合うテイストは異なることがほとんどであるため、色々イメージしたり二人の好みを考慮したりして作り上げてみてください。
お洒落で素敵なものを作成することができれば、式はぐんと高級感が増します。それに、よりインパクトのある式になることでしょう。
結婚式ムービーで両親への感謝を伝えよう
「今まで育ててくれてありがとう」たったこれだけの言葉なのに、家族という身近な存在が故に上手く伝えられなかったり口にできなかったりするものです。
また、ご両親のなかには、娘からこういった言葉を聞くことに抵抗がある方もいらっしゃるようです。ムービーを上手に使えば、照れくさくて言いにくい言葉や勇気が出せなくて伝えられないような気持ちも、スマートにスムーズに伝えることができます。
ご両親に感謝の言葉を伝えたい方は、是非ご両親が一番素敵に映っているお写真を用意したり、家族みんな笑顔で写っている写真を選んだりして作成しましょう。音楽も吟味してください。
もちろん、メッセージも丁寧に綴りましょう。式の時に感謝の気持ちを伝えそこなうと、その後長く後悔することになりかねませんから、ここは是非頑張ってみてください。この方法なら、ご両親も素直に受け取ってくれるはずです。それに、長く記憶に残ることでしょう。
結婚式は、新郎新婦だけのものではありません。これまで長い間育んでくれたり育ててくれたりしたご両親の大切な舞台でもあるのです。ですから、是非ご両親にもスポットライトを当ててあげてください。
たとえお子さんがたくさんいらっしゃる方であっても、親にとっては一人一人の結婚式が特別なものです。だからこそ、一人一人がお父さんお母さんを幸せな気持ちにしてあげてほしいのです。
ムービーの制作には準備をしっかりと
ムービーを検討している方は、できるだけ早めに準備を始めることをおすすめします。その理由は色々あります。一つは、結婚式の準備は想像以上に忙しくてどうしてもムービー作成の準備や依頼が後回しになりやすいからです。
それでも式に間に合うようであれば良いのですが、思いがけないことが発生した場合など諦めなければならなくなったら残念です。それに、せっかく作るのであれば本当に満足できる素敵なものを作りたいはずです。
そのため、慌てて作らなくても良いように、余裕を持って準備を始める方が良いのです。新郎新婦の間で、どの写真を使いたいのか、しっかりと話し合って選んでください。多くのゲストの方の目に触れるものですから、納得できるものを選ぶことが大切です。
また、ムービーは使う写真の選択ももちろん大事ですが、メッセージも大切にしたいところ。特にお父さんお母さんに伝えたい言葉は、よく考えて決定したいところです。
こちらもゲストの方の目に触れますから、優しい気持ちと感謝の気持ちが伝わる素敵な文章を作成するようにしましょう。
制作会社によっても異なりますが、修正できる回数に制限がある場合もあるため、そのあたりのことも踏まえて、無理なく進めてください。早く仕上げてくれるところもありますが、それでも2、3日で作成できるとはなかなかいかない場合もあるものです。
新郎新婦がチェックして、ゴーサインを出す時間も必要です。二人が離れた場所で暮らしている方は特に早めに準備を始めましょう。これから始まる新しい生活を感動的にスタートさせるような、いつまでもみんなの心に残るような式にしましょう。もちろん、お父さんお母さんの心にも温かく残る式にしてください。
クドウサキコ
元気で朗らかな性格のサキコさん。
ウェディングアドバイザーとして10年以上の経験を生かし、結婚式場のプランナーさんとは別の目線で新郎新婦に寄り添いお二人らしいアドバイスご提案します。
その中でも、ウェディングの演出を得意とし、新郎新婦に喜ばれています。
そんなサキコさんがハニカミムービープラスで、皆さんにちょっとしたウェディング豆知識をご紹介!お楽しみに。
【所属】
山形県ウェディング協議会
株式会社OLIVE(取締役)