結婚式の費用はいくら?気になる総額をご紹介

一生に一度の結婚式は大切な思い出になるので、できることなら盛大に祝いたいですよね。
とはいえ、結婚式にどれくらいの費用がかけられるかどうかは人によって大きく違います。
お金をかければいいというものではありませんし、何よりその後の結婚生活のためにも敢えて質素に執り行うのも一つの選択肢でしょう。
今回は、結婚式の費用はいくらかけたのか、気になる総額についてアンケートを取ってみました。
皆さんがどれくらい費用をかけているのか、そこから見える金額の変動具合や費用を抑えるポイントについて解説しましょう。

結婚式にかけた総額

結婚式にかけた総額グラフ

今回、「結婚式費用の総額はいくらかかりましたか?」という内容で結婚式を行った方100人、20代~60代の人にアンケート調査を行ってみたところ、最も多かったのは200万円~300万円の23%、次いで50万円までと300万円~400万円が共に21%という結果でした。
逆に最も少なかったのは500万円以上で、結婚式にかける費用が思いのほか高くなってしまったことが伺えます。200万円~300万円が一番多いのは、やはり今後のために結婚式にかける費用を抑えたかったのかもしれません。
ただ、招待する人数が思ったよりも多くなってきたことによって予想以上に費用がかかってきたケースも多くあるでしょう。
会場によっても費用が左右されるところですし、予定通りにいくこともあれば予定が狂って予算が足りない事態になり得ることもあるようです。
費用を抑えて結婚式を行うのか、それとも一生に一度の結婚式を豪勢にするのか、意見が分かれるところなのではないでしょうか。

会場タイプによって金額は変わる

会場タイプによって金額は変わる

結婚式を行う際、会場のタイプによって金額が変わるのを知っておきましょう。
結婚式の会場は、主にホテル、専門式場、ゲストハウス、レストランの4つがあります。

ホテルウェディングのメリットは、何といっても設備が充実していることと一流のサービスが利用できることです。
しかもホテルなので招待した人も泊まれる利点があるため、早めにきた人も安心できます。

専門式場ウェディングのメリットは、結婚式を挙げることに特化しているため、専門のスタッフがいることです。
プロのスタッフによって質が高い結婚式ができるので、失敗したくない人におすすめです。

ゲストハウスウェディングのメリットは、豪華なゲストハウスをまるまる貸し切れることです。敷地を有効活用すれば自分達だけの結婚式も挙げられるなど、自由性が高いです。

レストランウェディングのメリットは、費用が抑えやすく美味しい料理が用意できてアットホームな雰囲気があることです。持ち込みも自由など自由度が高いのがポイントで、お互いの距離感がグッと近くなります。

結婚式の総額が高くなるポイント

結婚式の総額が高くなるポイント

結婚式の総額が高くなってしまった経験がある人もいるのではないでしょうか?
しかし、総額が高くなるのにはちゃんとした理由があります。
まず、式場を使ってもらうのが相手の理想なので、最初の見積もりの段階で総額が高いと契約が取れなくなってしまいます。
また、見積もりの段階で最終的な決定が行われていないため、大体の見積もり金額しか出せないからです。
最終的な総額が高くなりやすい項目として挙げられるのが、料理、お子さま料理、ドリンク、ウェディングケーキ、会場使用料、音響・スクリーン、装花、ブーケ、贈呈用の花束、ウェルカムボード、映像、写真・映像撮影、引き出物、ウェディングドレス、カラードレス、タキシード、ドレス・タキシード小物です。

以上の項目は最終的にかかる費用が高額になりやすく、費用をできる限り抑えたいと考えている人にとって工夫が必要だといえるでしょう。
工夫次第では費用を抑えることもできるので、本当に必要なのか、どのくらいのレベルに抑えるのか、自分達だけで用意できそうな項目はないかじっくりと検討するのが得策です。

結婚式の総額を抑えるポイント

結婚式の総額を抑えるポイント

結婚式の総額を安く抑えたいのであれば、様々なポイントがあります。
まず、持ち込みする方法です。
式場で用意してもらう項目の中には自分で持ち込んだ方が費用は安くなるケースが多いので、持ち込めるものは持ち込むのがおすすめです。
ただし、式場によって持ち込みが制限されていることもあるため、何が持ち込めるのかチェックしましょう。
次にできるのは、DIYで自作する方法です。結婚式で必要な項目の中には自作できるものも多くあります。たとえば席次表や席札、プロフィールブック、テーブルナンバー、メニュー表やウェルカムボード、リングピロー、映像作品など、自作できるならできる限り自作した方が節約できるでしょう。
次の方法は、式場ではなく外注する方法です。通常であれば式場が依頼する業者によって用意されますが、式場関連の業者を利用すると費用が高くなってしまいます。
それなら、外注してコストダウンを狙った方が効率よく費用を抑えることができます。
ただし、業者によっては品質が落ちる可能性があるので、業者を見極める必要性があるでしょう。

まとめ

結婚式にかける費用は抑えようと思っても、予想以上に高くなってしまうのは仕方がないことかもしれません。
式場側も契約を逃すわけにはいかないので、見積もりの段階で高い見積もり金額を提示するとは限らないため、最初にある程度結婚式を挙げる時に必要な項目を決めておくと良いでしょう。
費用を抑える方法も多くありますし、式場のタイプやDIY、外注などできる方法はなるべく利用した方がいいかもしれません。
結婚式の費用を抑えたいのであれば、ぜひ参考にしてみてください。

記事を書いた人

クドウサキコ

元気で朗らかな性格のサキコさん。
ウェディングアドバイザーとして10年以上の経験を生かし、結婚式場のプランナーさんとは別の目線で新郎新婦に寄り添いお二人らしいアドバイスご提案します。
その中でも、ウェディングの演出を得意とし、新郎新婦に喜ばれています。
そんなサキコさんがハニカミムービープラスで、皆さんにちょっとしたウェディング豆知識をご紹介!お楽しみに。

【所属】
山形県ウェディング協議会
株式会社OLIVE(取締役)

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