結婚式の各種ムービーを自作するときのポイントと注意点
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披露宴で使う映像は主に「オープニングビデオ」「プロフィールビデオ」「エンドロールビデオ」の3つになるとは思います。あとは、歓談中や再入場のときに使うというのもありますね。
今ハニカミムービーでは主に使うであろう3つをご用意させて頂いていますが多くのお客様が「まずは、自分でやってみよう」と考えているようです。なので、自作で結婚式の映像をより良いものにするために要点をいくつか紹介します。
自作ムービーのポイント
1.時間は短く!
初めて映像を作る方に多いのですが、あれもこれもと盛りだくさんになってしまいダラダラと長い映像になってしまいます。沢山見てもらいたい気持ちはわかります!
でも、会場で見るゲストの気持ちになるとそんなに長くないほうがいいですね♪長くても10分以内がベストです!
2.友達が写ってる写真を使う!
ハニカミムービーに送られてくる写真にもたまに殆どが2人の写真というときがあります。
思い出がいっぱい詰まっていて素敵なのですが、披露宴で盛り上がるのは友達や親族の写真が写ったときが多い気がします。友達との思い出もいっぱい使いましょう!
3.一枚一枚をゆっくり見せる!
これも映像を作るとき意識することなんですが、使いたい写真がいっぱいあると、時間内に収めようとして1枚の写真を見せる時間が短くなってしまいます。
見る人は、脳で何の写真かを認識するのに少し時間がかかります。一枚5秒以上を意識しましょう!
4.映像の構成に気を付ける!
自作のプロフィールビデオを見てよく感じるのですが「中だるみ」が出てしまうことがよくあります。
これは、同じような流れで映像が進んでしまうと起きると思います。これの解決方法は、映像の途中でアクションをつけるのが簡単です。写真の出し方を変えたり、イメージカットを入れてみたりいろいろ試してみてください。
ムービー自作ときの注意点
最後に各ムービー事に注意したほうが良い点を紹介しますね。
プロフィールビデオの注意点
二人が生まれてこれまで育ってきたストーリーを振り返って懐かしい気持ちになり、楽しめるプロフィールビデオは結婚式のムービーアイテムとして基本的なものです。
このプロフィールビデオの肝となるのはクオリティの高い編集や構成にあります。ただ、ベースとなる写真選びが悪いとこれぞといえるだけの完成度とはならないでしょう。
結婚式を出席した方々に楽しんでもらうことに大きな意味があるのがプロフィールビデオです。ただ自分達が好きな写真を選択すれば良いという訳ではありません。
基本となる流れは新郎新婦の幼少期から現在までの写真、さらには2人の出会いと現在です。新郎新婦の思い出の場所が映るとその場が盛り上げる理由になるでしょう。決して着飾る必要はありません。
等身大の2人を見せることに意味があります。新郎新婦の思い出の場所で撮った、何気ない自然なショットを入れるのが大きなポイントになるのは間違いありません。
プロフィールビデオは単に人物写真を入れれば良いという訳ではなく、思い出の場所を入れると前後にくる人物写真がより引き立つようになるでしょう。しかし、いくら思い出の場所であっても枚数を詰め込み過ぎるのも考え物です。
プロフィールビデオの時間は長くても7分程度です。無理に詰め込んでしまうと、全体のコンセプトとストーリーが崩れてしまう可能性が高まります。
プロフィールビデオはあくまでもコンセプトやストーリーを意識しないといけないものです。特に難しくは考える必要はないものの、自己満足にならないようにはしないといけません。
オープニングビデオの注意点
結婚式ムービーの一つであるオープニングビデオは、プロフィールビデオやエンディングビデオと差別化するのを意識しないといけません。
オープニングビデオは、これから披露宴が始まる場面を盛り上げるために使われるアイテムです。そのため、二人の紹介や挨拶をいただくゲストの紹介などを含めても良いでしょう。
二人の生い立ちや馴れ初め、ゲストリストのロールや感謝の挨拶は、プロフィールビデオやエンディングビデオのときにすれば問題ありません。オープニングビデオ制作にあたってはまずこの点を意識しないといけません。
そして、オープニングビデオは色々なアイデアで作り込むことができるのも特徴です。プロフィールムービーやエンディングムービーのように、あらかじめ決められたストーリーに沿う必要はなく、自由な発想で新郎新婦の個性を発揮できるアイテムでもあります。
必ずしも二人の写真を含める必要もありませんが、もし写真を使用するのであれば、二人の表情の豊かさやアングルなどにも気を使いたいものです。
プロフィールには使わないけれどベストショット、といったような様々なシチュエーションの写真を用意することで、来ていただいた方全員で楽しくムービーを見ることができるでしょう。
エンディングビデオの注意点
披露宴の締めくくりを盛り上げるエンディングビデオは、新しい夫婦が誕生した余韻となるひとときを楽しめる演出です。結婚式を振り返り、ゲストへの感謝の気持ちを表現するのが基本となります。
エンドロールではゲストの名前をコメント一緒に流すのが一般的で、親族、兄弟、友人、会社、両親、などのカテゴリー別にして名前の一覧を作成しましょう。そして、カテゴリーの最後に一言コメントを添えるのも大切です。
結婚式ムービーの種類の中で難しい部類となるのはそれぞれのゲストにコメントを残すことでしょう。ただ、この部分はあまり難しく考える必要はなく、来てもらった感謝の気持ちを表現する点だけを考えると良いでしょう。
かしこまってしまうとあまり感謝の気持ちが伝わらなくなってしまう可能性があります。それぞれの立場を考慮してコメントを考えないといけないものの、コメントが多くなり過ぎると、背景の写真の印象が薄れる理由に繋がってしまうのが注意点です。
背景の写真と個人あてのコメントのどちらに力を入れるのかをまずは決めた方が良いでしょう。これはどちらであっても間違いではありません。
基本となる構成はまず冒頭のタイトルです。次いでエンドロールで最後に締めのコメントになります。冒頭のタイトルは来てくださった皆様へ感謝の込めるのが大切です。締めのコメントは基本通りのものを選択するのも、少し味付けをするのも問題ありません。
写真の枚数は1枚で5秒程度が一つの目安になります。ただ、写真の枚数が多くなると各表示時間が短くなってしまうのを頭に入れておいた方が良いでしょう。
自作で映像を作るのはやはり時間がかかると思います。もし、間に合わないと感じたときはお早めにハニカミムービーにご相談ください。最短7営業日で制作させて頂きます。
クドウサキコ
元気で朗らかな性格のサキコさん。
ウェディングアドバイザーとして10年以上の経験を生かし、結婚式場のプランナーさんとは別の目線で新郎新婦に寄り添いお二人らしいアドバイスご提案します。
その中でも、ウェディングの演出を得意とし、新郎新婦に喜ばれています。
そんなサキコさんがハニカミムービープラスで、皆さんにちょっとしたウェディング豆知識をご紹介!お楽しみに。
【所属】
山形県ウェディング協議会
株式会社OLIVE(取締役)