ゲストが喜ぶ結婚式のムービーの作り方

こんにちは。

昔は、「ジューンブライドがいい!」という声が多く、5月から6月に挙式を挙げる新郎新婦様が多かったのですが、最近はなかなかそういうこだわりを聞くことが少なくなりましたね。

実は最近の結婚式は、9月から11月にかけて行う事が多くなりました。

先日、秋ならではのこんな結婚式がありました。

新郎様が米農家をされている方で、自分が育てたお米をみんなに食べて欲しいという強い思いがありました。そこで結婚式場にお願いをして、コース料理の一つとして新郎様が丹精込めて作られた新米で炊いたご飯が振舞われたのでした。

出てくると思っていなかった会場の皆さんは大喜び!!

じいちゃんやおばあちゃんも多い結婚式だったので、これは嬉しいですね!ゲストの方々の事を考えながら準備をするって素敵なことですね。

映像で使われるプロフィールムービーも実は、「ただ生い立ちの写真を流す」だけでなく、ゲストの方が喜ぶ姿を想像しながら、会場に来てくれているゲストの方も一緒に写っている写真を敢えてたくさん使うと、会場がもりあがります。

ちょっとしたポイントを紹介しておきますね。

名前とメッセージ

新郎新婦が結婚式の出席してくれたゲストにとって喜ばしいムービーを用意したいと思うのは当然です。ただ、やはり考えないといけないのは多くの参列者が見ているという点でしょう。

気の知れた友人同士の場合は特に考える必要はないものの、結婚式の場合は様々なことを考慮しないといけません。ただ、工夫の余地があるのは間違いないです。堅苦しいものだけではなく、少しくだけた感じがあっても問題ありません。

新郎新婦よりも立場上の方に対しては様をつけるのは普通であるものの、友人や知人の場合はあだ名であっても大丈夫です。メッセージに関しては友人の場合はそれぞれのキャラクターを考えての選択をするのが良いでしょう。決してありきたりではないからこそ、嬉しい気持ちになるものです。

また、お互いにしか分からないエピソードを盛り込むのも良いでしょう。特別さを感じておもわずクスっと笑ってしまう瞬間になるでしょう。職場の同僚や後輩の場合は励まし合って頑張ってきたことや期待しているといった温かいメッセージが基本となります。

これが職場の先輩や上司の場合は感謝の気持ちを込めるのが基本中の基本です。そしてそのゲストの性格や振る舞いといった人間性を考えてメッセージを決めるのが良いでしょう。もちろん、言葉遣いなど失礼のないように慎重に判断しないといけません。

親族に対しては幼少期の思い出などを盛り込んだメッセージが喜ばれるでしょう。関係性が気薄になっている場合でも対応できるはずです。ムービーに合わせて、名前とメッセージで出席したゲストを喜ばせることができれば、ゲストに対する感謝の気持ちを形として表すことができます。

一緒に過ごした映像

結婚式のムービーの映像は一緒に過ごした映像をどう盛り込むかが大切です。新郎新婦のツーショットはもちろん、両親や友人と一緒に過ごした映像は関係性もしっかり認識できるものとなります。

両親と一緒に過ごした映像は、両家の家族の歴史を感じる瞬間になるでしょう。また、新郎新婦のツーショット映像でどういった人生を歩んできて、どのように知り合って結婚に至ったのかも分かるはずです。これは友人や知人の場合にもいえるでしょう。

一緒に過ごした映像をたくさん盛り込めば、より楽しめる結婚式のムービーとなる可能性は高まります。やはり結婚式のムービーはそこにドラマを感じるかどうかが大切です。新郎新婦が結婚に至るまでの流れや、両親や友人知人との関係が鮮明に映像となっていると、より感動的な演出となるでしょう。

あくまでも考えないといけないのはゲストの方に楽しんでもらうことです。写真やコメントや音楽など、一つ一つにゲストに楽しんでもらうための工夫がなされていると、微笑ましいと思う方も少なくありません。一緒に過ごした映像を見るだけで特にメッセージが必要ない場合もあるものです。

クオリティの高さ

せっかく結婚式のムービーを作成するのだからこそ、クオリティは高いものに仕上げたいと思う気持ちを新郎新婦は持っているでしょう。クオリティの高さを意識するのなら、やはり専門の製作会社に依頼しての対応が望ましいです。

新郎新婦が頭をひねって一生懸命製作した結婚式のムービーが悪い訳ではないものの、クオリティの高さに繋がる可能性はどうしても低くなってしまいます。今の時代においては、低価格で高品質であるのは当たり前です。クオリティの高さを重視する新郎新婦にとって嬉しいポイントになるのは間違いありません。

二人の考えに沿っての要望を伝えれば、適切な対応をしてくれます。専門の製作会社に依頼するとなるとお金はかかってしまうものの、理想通りといえるクオリティの高さになるのは間違いありません。

基本を押さえる上でどのように工夫をするかが大きなポイントになります。決してこうでないといけないという決まりは結婚式のムービーにはそうあるものではありません。ただ、基本を押さえるという点は、多くのゲストを招いての結婚式という人生の大イベントにおいて軽視できない要素となります。

いざ専門の製作会社に依頼するにあたっては、価格は最重要決定事項ではありません。映像のクオリティを高めるにはどういった商品を取り扱っているのかをチェックしましょう!

記事を書いた人

クドウサキコ

元気で朗らかな性格のサキコさん。
ウェディングアドバイザーとして10年以上の経験を生かし、結婚式場のプランナーさんとは別の目線で新郎新婦に寄り添いお二人らしいアドバイスご提案します。
その中でも、ウェディングの演出を得意とし、新郎新婦に喜ばれています。
そんなサキコさんがハニカミムービープラスで、皆さんにちょっとしたウェディング豆知識をご紹介!お楽しみに。

【所属】
山形県ウェディング協議会
株式会社OLIVE(取締役)

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